「期間工やったら人生終わるってホント?」
「期間工で入社して、そのあとはどうなる? ずっと続けなくちゃいけないの?」
「期間工 人生終わり」なんて言葉をネット上で目にすると、「期間工ってヤバいの?」と不安な気持ちが膨らみますよね…。
期間工は未経験でも高収入を稼げるため、魅力的であると同時に、飛び込みやすい仕事でもあります。
しかも寮に入れば家賃光熱費はタダで、食費も格安なので、経済的にはかなり余裕が持てるはずです。
ところが、そのような環境がゆえに、ギャンブルにハマったり、他の仕事に興味が持てなくなったりして、期間工生活を中々やめられない人も少なくありません。

まるで、居心地のいい「期間工」という温泉に浸かっていたら、いつの間にかズブズブと沼にハマっていくかのように…。
そうなれば、人生終わった気分になるかもしれませんね。
でも結局のところ、期間工の立場を活かすも殺すも自分次第。
期間工という恵まれた環境をステップにして、新たな道に進むことだってできますし、あるいは期間工から正社員になれる可能性だってあるわけです。
というわけで今回のテーマは、「期間工やったら人生は終わるのかどうか」です。
「期間工で働いてみたいけど、正直不安…」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

期間工で人生は変えられる!
- 当時25歳の水商売上がり
- 一般職への転職で度重なる失敗
- 200万円の借金持ち
- 貯金ゼロ
- 同棲していた彼女とも破局…
- やや鬱状態
こんな状況の中、期間工の仕事に出会えたおかげで人生救われました。
期間工が「人生終わり」と言われる理由


以下のように、期間工は非常に恵まれた条件で募集されています。
- 高収入、高額入社祝い金
- 寮費、水光熱費無料
- 未経験者歓迎
- 学歴、経歴不問
- 年齢、性別不問
- 正社員登用あり
「今の仕事や収入に不満がある」「フリーターで定職に就いていない」「借金がある」などの悩みがある方にとって、期間工は打ってつけの仕事といえるかもしれません。
ところがネット上では期間工に対する否定的な口コミもあり、中には「期間工行ったら人生終わり」なんて発言も見受けられます。
その要因ともいえる「期間工のネガティブな側面」を見てましょう。
- 雇用契約に期限がある(将来不安)
- 出勤日数や残業によって給料が変動する
- 連続作業による肉体的・精神的な負担
- 期間工生活に沼る可能性がある
まず第一に、期間工の雇用契約には期限(最長2年11か月)があるため、先々の転職に対する不安が付きまといます。


作業自体は慣れれば簡単とはいえ、それを1日何時間も続ければ当然疲れますし、工場仕事が性に合わなければ精神的にもキツくなってくるでしょう。


一方、期間工は非常に高待遇で、決まった作業をこなすだけなので、性に合えば居心地はかなり良いです。
しかし前述したように、それがゆえに他の仕事に興味が持てなくなり、期間工生活から抜け出せなくなってしまう人もいるので、その点は注意しなければいけません。
期間工は誰でもやれる仕事ですが、決して楽ではありませんし、一生続けられる仕事ではないことも理解しておきましょう。
期間工で人生変えられる理由


期間工の仕事は「期限付き雇用」という決定的なデメリットがあります。


しかし、あくまで大手メーカーの契約社員ですから、「ブラック企業」で働くようなネガティブなイメージとは全く異なります。
工場仕事に対して不安があるかもしれませんが、実際に多くの人から選ばれているのは、やはりそれだけのメリットがあるからです。
- 未経験でこれだけ稼げる仕事は中々ない
- 圧倒的にお金が貯めやすい
- 正社員登用の機会がある
- 大手メーカー直接雇用で福利厚生が充実している
期間工の求人は数十社ありますが、然るべきメーカーを選べば年収450〜500万円くらいは稼げます。
寮に入れば生活費もかなり抑えられるため、意識して節約すれば年間300万円の貯金も可能です。


また、期間工は「正社員への登竜門」としての役割もあり、多くのメーカーは正規雇用するに相応しいやる気のある人材を本気で求めています。


ですから、以下のような目的意識を持ちながら期間工の立場をうまく活かせば、人生を変えられる可能性だって十分にあるでしょう。
- 次の職が見つかるまでのつなぎで働く
- 短期でガッツリ稼ぐ
- 正社員を目指す
- 借金を返済する
- 投資のためのまとまったお金を貯める
少なくとも、現状抱えている問題を解決するためのきっかけにはなり得るはずです。
期間工を活かすも殺すもモチベーションひとつ


生活や人生を立て直す、見つめ直すという気持ちがあれば、期間工で働くことが転換期になるでしょう。
しかし、ただ何となく「給料が良いから」といった動機で働き始めると、その先どうしたらいいか迷うことになります。
実際そのような人は多いですが、期間工の待遇に甘んじることなく、将来についてじっくり考えることが大切です。
要は、期間工の立場・待遇を活かすも殺すも、あなたのモチベーション次第です。



冒頭でもお伝えしたように、僕は期間工をやる直前は以下のような状況でした。
- 当時25歳の水商売上がり
- 一般職への転職で度重なる失敗
- 200万円の借金持ち
- 貯金ゼロ
- 同棲していた彼女とも破局…
- やや鬱状態
仕事も失い、同棲していた彼女にも出ていかれ、ガランとした部屋の中。
段ボールを机代わりにしてカップ麺を食べていたあの時を思い出すと、今でも切ない気持ちになります。


今思えば、あの頃、僕の人生はどん底だったのかもしれません…。
でも、そんな苦しい状況のなかで見つけたのが、期間工の仕事だったんです。
正直、工場で働くのは気が進みませんでしたが、「とにかくお金を稼がなきゃ…!」という焦りもありました。
それに、あの時の精神状態では人と接する仕事は無理だったので、作業を淡々とこなす工場仕事が妙に居心地が良かったです。
水商売(バーテンダー)を辞めて期間工になったことで顕著に感じたのは、やはり「待遇の差」でした。


それまでは1日12〜14時間くらい働いていましたが、工場は8〜10時間程度で、しかも年間休日は2倍。
にもかかわらず、年収は200万円以上もアップしたんです!
このとき、仕事による待遇の違いを痛感しました…。
僕は期間工で働けたおかげで、精神状態を立て直し、借金を返済し、次へ進むための余剰資金も貯めることができました。


あのとき経験で「人生が変わった」と言えるのか分かりませんが、僕の人生が好転していったのは確かです。


おわりに
〜行動した者に神は微笑む〜
期間工やると人生終わる?
いえ、期間工は人生変えるための仕事です。
いま何かしらの課題を抱えている方は、現状を打開するために期間工の仕事をうまく利用してみてください。



行動すれば、その先に必ず展望が見えてくるはずです。
ただ、期間工で働くとしても、大して稼げなかったら意味がありません。
「期間工をやってみよう!」と気持ちが動いた方は、求人選びで失敗しないよう「なるべく待遇の良い会社」を選ぶことをおすすめします。

