- 貯金ゼロ
- 借金200万円
- 無職
- 一人暮らし
- 彼女と破局
こんな人生のどん底を味わったのは、僕が25歳の頃でした。
人生がガタガタと音を立てて崩れていくような、あの感覚…。
あなたも今まさに、絶望に暮れているのではないでしょうか?
しかし今は辛くても、必ず這い上がってください。
どん底を経験するのは、囚われていた意識や古い価値観を手放し、人生の次のステージが開けていくスピリチュアル的な意味もあるんです。
つまり、あなたが今味わっている苦しみは、これから人生がV字回復する前兆ともいえます。
このページでは、そんなあなたを応援する想いを込めて、僕が人生のどん底から這い上がることができた時の話をさせていただきます。
お金がなくて人生のどん底を味わった25歳のエピソード
「人生どん底」と一言にいっても、程度は人それぞれあるかと思います。
しかし共通しているのは、メンタルがどん底だということです。
僕が25歳の時にどん底に陥ったのは、このような経緯がありました…
無職
当時僕は、個人経営のバーで雇われで働いていました。
しかし、そこのオーナーがなんと自殺未遂…。
経営がままならない状況になり、僕はそのお店を辞めて転職することになったわけです。
その頃同棲していた彼女との今後の生活を考え、昼間の仕事を探すことにしました。
しかし、水商売上がりの男が一からできる仕事といえば飲食店か営業職くらいしか見つからず、無職のままただ悶々と悩む日々が続きます。
そんな中でも一応、営業職で内定をもらい、仕事には就きました。
ところが営業職がまったく肌に合わず、わずか3ヶ月のうちに2回も入退社を繰り返してしまいます。
今思えば、この時点でメンタルはだいぶ疲弊していたのでしょう。
借金苦
そういった経緯で収入がない時期が数ヶ月続いたため、貯金も底をつき、最後には親から生活費を借りる始末に…。
しかも当時僕は、バイクのローンや消費者金融やらで200万円近くもの借金がありました。
「200万円くらい大した事ない」と思うかもしれませんが、サービス業で年収240万円程度だった僕にとっては気の遠くなるような金額だったんです。
しかもバーを辞めたあとは貯金ゼロの無職ですから、まさに「人生詰んだ」気分でした。
彼女との破局
そして追い打ちをかけるかのように、当時同棲していた彼女とも破局…。
無職の借金持ちで、貯金ゼロの男ですから、彼女が去っていったのも無理はありません。
ガランとした部屋の中。
僕はダンボールを机代わりにしてカップ焼きそばを食べながら、あまりの虚しさに涙が止まりませんでした。
こうして僕は、人生のどん底を味わうことになったわけです。
経済状況を改善することが最優先
無収入というのは、やはり健全ではありません。
「早く稼がなきゃ」と気持ちも焦り、冷静な判断ができなくなります。
僕も思考が負のスパイラルに陥り、こんな状況にも関わらず「自分は何がしたいんだろう?」なんて現実離れした妄想もよくしました。
しかし、こんな苦しい状況の中でも、僕らは強く生きていかなければいけません。
こういう時は、まず何よりも「収入の確保」を最優先するべきです。
無収入が続く状況はメンタルにも大きなダメージを与え、場合によっては鬱にもなりかねないからです。
理想の仕事や生活は、二の次、三の次。
まずは人生のどん底から這い上がるための土台を作るために、何でもいいので収入源を見つける必要があります。
お金がない時にやってはいけない事
もちろん、消費者金融でお金を借りたりギャンブルで儲けたりしよう、といった考えはダメです。
人生がピンチの時に危ない橋を渡るのは、泥沼にハマるようなもので、状況はさらに悪化するでしょう。
こういうときは健全に物事を考えるのが一番です。
とにかく何でも良いので、仕事を見つけることを最優先に考えてください。
どん底から這い上がることができたきっかけ
僕自身もメンタルはズタボロでしたが、そんな中でも「このままだとマジで人生ぶっ壊れる…」「とにかく稼がなきゃ!」という危機感はありました。
そして散々悩んだ末に見つけたのが、工場の期間従業員の仕事でした。
いわゆる「期間工」と呼ばれる仕事です。
未経験からでも年収400〜500万円くらいは稼げるため、どん底から抜け出す手段としては打ってつけでした。
期間工の仕事には、収入以外にもたくさんのメリットがあります。
- 高額な入社祝い金が出る
- 採用のハードルが低い
- 社員寮が無料で利用できる
- 正社員登用のチャンスがある
- 大手企業だから福利厚生も整っている
正直、工場勤務には抵抗がありましたが、背に腹は代えられません。
僕は期間工で働けたおかげで借金を完済し、また在籍中にメンタルも回復し、どん底から這い上がることができました。
本当にお金に困っている方は、ぜひ期間工で働くことを考えてみてください。
もちろんアイシン以外にも稼げる会社はありますが、とにかく待遇の良い求人を必ず選ぶようにしましょう。
どん底人生の立て直し方
お金がないときは、現実問題として収入を確保することが最優先です。
ただ一方で、この現状に対する “心の捉え方” も非常に重要だと思います。
スピリチュアル的には、人生のどん底は「魂の成長のプロセス」や「目覚めのきっかけ」として捉えられることが多いです。
人生のどん底は痛みや苦しみを伴うものですが、それが結果的に自分を見つめ直し、内面的な変容を促す重要な転換点となると考えられています。
たとえば、「あぁ、人生終わった…」と自暴自棄になれば、生活を立て直していくための活力なんて湧くはずがありません。
しかし、「よし、これを機に人生を見つめ直すか」と前向きに捉えれば、これまでの生き方を反省しつつ、新たに歩み出すための活力も少しずつ湧いてくるものです。
どん底の時だからこそ、人間本来の “心の強さ” が求められているのかもしれませんね。
また同時に、生活面を見直すことも大切です。
身体の状態はメンタルと直結しているため、人生にも多大な影響を及ぼすからです。
僕が人生どん底だった頃は、以下のような「健全な生活」をできるだけ心がけていました。
- 収入を確保する
プライドは捨てて、未経験でもしっかり稼げる仕事を選ぶ。 - 住環境を整える
掃除、整理整頓、断捨離、引越しなど。 - 栄養のある食事を摂る
なるべく和食中心にして、暴飲暴食はやめる。 - 身体を動かす
散歩、ランニング、筋トレ、ストレッチなど。 - よく寝る
睡眠時間を1日8時間は確保する。 - 適度にリフレッシュする
自然に触れる。友人に会う。 - 人間関係を見直す
エネルギーが奪われるような人間関係は断つ、または距離を置く。
どれも当たり障りのないことかもしれませんが、人生における窮地では「基礎的な習慣」が安定をもたらしてくれます。
こういう時は奇抜なことにチャレンジしても上手くいかないので、土台を立て直すつもりで健全な生活を心がけてみてください。
どん底は人生の転機になり得る
人生どん底の真っ只中にいる方は、なかなか前向きな気持ちにはなれないかもしれません。
しかし、人生というのは心の置きどころ一つなんです。
ネガティブに考えれば人生もその思考に染まりますが、ポジティブに考えれば人生は発展していきます。
人生のどん底から這い上がるために大事なポイントは、以下のとおりです。
- まずは収入を確保することが最優先
- 無謀な金儲けはNG
- 期間工なら未経験から高収入が稼げる
- 健全な生活習慣で心身の基盤を整える
こういう時は下手に足掻かず、まずは収入を確保しましょう。
そうすれば、メンタルも少しずつ安定してくるはずです。
僕にとっては期間工の仕事に出会えたことが、人生のどん底から這い上がるきっかけになりました。
八方塞がりで「もう何をしたらいいか分からない…」という方はぜひ一度、期間工への応募を検討してみてください。