期間工の求人のなかでも『デンソー』は人気が非常に高く、待遇に関してもトップクラスです。
そのため、他社より厳しい戦いが予想され、採用率は50%とも言われています。
そこで重要になるのが、面接と最終選考の対策です。
とりわけ押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- 面接の質問事項を想定しておく
- 健康診断で落ちないように体調管理を心がける
- 最終選考のテストをイメージしておく
というわけで今回は、デンソー期間工の面接〜最終選考の対策をできるかぎり詳しくお伝えします。
事前準備をしっかり行い、当日に備えましょう!
デンソー期間工の合格率は50%|落ちる人が多い理由とは
期間従業員の合格率は70〜80%と、一般的な基準からすると採用ハードルは低いです。
しかし、デンソーの倍率は2倍(2人に1人は落ちる)とも言われているため、期間工の面接とはいえ油断はできません。
でも、なぜ、デンソー期間工は採用率がこんなに低いのでしょうか?
それには、以下の理由が考えられます。
- 単純に応募者が多い(女性も多い)
- 期間工のリピーターが多い
- 短期より長期(1〜3年)で働ける人材を求めている
- 期間工とはいえ社会人としての品格がある程度は求められる
- 従業員の健康管理に対する会社としての意識が高い
まず第一に、デンソーへの応募者自体が多いのが理由です。
当然ながら、デンソーとしても「下手な人材は入れたくない」という考えもあるのでしょう。
また、デンソーは「女性の活躍推進」を掲げている会社でもあります。
私は次働くなら、デンソーがいいです。
つまり、女性は一定の採用枠が設けられていますが、逆に男性にとっては競争率が高くなる要因になるわけです。
これが、デンソー期間工の採用率が他社より低い理由です。
ですから採用を勝ち取るために、ここで面接の対策をしっかりやっておきましょう!
まずは一次選考の予約を
なお、デンソーの選考会は近い日程からどんどん予約が埋まってしまいます。
まだ申し込みをしていない方は、エントリーを早めに済ませておきましょう。
【一次選考】デンソー期間工の面接の流れ
それではまず、面接当日(一次選考)の流れを把握しておきましょう。
- 書類記入
参加表とアンケートの記入 - 説明会
勤務形態や待遇、正社員の条件など - 面接
1対1の個人面接
開始時間は「9:20」または「10:20」です。
面接は受付順に決まるので、20分くらい前に会場入りするのが丁度いいかと思います。
面接内容
続いて、面接の対策を具体的に見ていきましょう。
デンソーの場合は1対1の個人面接になります。
緊張するとは思いますが、質問内容をあらかじめ想定しておけば落ち着いて対応できるはずですし、印象も良くなります。
期間工の面接でよく聞かれる質問事項は、以下のとおりです。
面接の質問内容
- これまでの経歴(どんな仕事をしていたか)
- 製造業、ライン作業、夜勤経験の有無
- 運転免許の有無
- 過去における交通ルール違反の有無
- 健康状態の確認(現在の病気、腰痛、喘息、アレルギーなど)
- タトゥー(刺青)の有無
- 借金の有無
- デンソーに応募した理由(志望動機)
- どれくらいの期間働けるか
- 仕事をする上で大切にしていること
- 長所と短所
- 希望する勤務地
関連記事:面接の質問対策マニュアル
これらが全部聞かれるわけではありませんが、どう答えるかを準備しておけば安心です。
さらに、面接時の態度も重要です。
愛想を振りまく必要はありませんが、ハッキリした声で簡潔に答えられるように意識するといいですよ。
合否通知はいつ?
なお、面接(一次選考)の結果は約1週間後ですが、早ければ3日後に通知が届くケースもあります。
仮に不採用でも通知は来るはずですが、待っても連絡が来ないようであれば、デンソーに直接問い合わせてみましょう。
デンソー期間工の最終選考について
そして、面接をクリアした方だけが、後日「最終選考」に進むことができます。
(最終選考の合格率は約90%!)
デンソー期間工の最終選考の流れは、以下のとおりです。
- 体温測定
- 健康診断
- ピンボード検査
体温測定と健康診断はごく一般的ですが、ピンボード検査だけ少し特殊なので、以下で確認しておきましょう。
体温測定・健康診断
最終選考では、まず体温測定があります。
ここで発熱(体温37℃超え)があると次に進めないので、事前の体調管理には十分に気をつけましょう。
健康診断はごく一般的なものです。
とくに重点的に見られるのが、生活習慣病(肥満、高血圧、糖尿病など)と精神状態(うつ傾向など)です。
健康状態はすぐにどうこうできるものではありませんが、もし不安な場合はせめて前1週間くらいの食生活には注意しましょう。
食生活のアドバイス!
- 野菜を多めに摂る
- アルコールを控える
- 水分をしっかり摂る
- 糖質(白米、ラーメンなどの小麦全般、ジュース、缶コーヒーなど)を控える
- 食べ過ぎに注意
- 揚げ物を控える
- ジャンクフードを控える
とくに外食に頼りっぱなしの方は、健康診断の数値が基準を超えやすい傾向があります。
いきなり自炊するのは難しいかもしれませんが、せめて選ぶ商品を工夫してみてください。
ピンボード検査
次に行うのが、ピンボード検査です。
この検査では、手先が問題なく使えるかどうか、つまり作業の適性度を見られます。
ただ、「ピンボード検査」といってもよく分からないと思うので、実際の動画をご覧ください。
以前は以下のようなトランプ配りで作業適性を測っていましたが、現在ではピンボード検査が実施されているようです。
なお、ピンボード検査のルールは、以下のとおりです。
- 60秒以内に一作業を終えればOK(60秒以上はアウト)
- パーツを手元から落とさずに完成させること
- 挑戦権は2回
ちなみに、ピンボード検査の平均所要時間は50秒前後です。
作業自体はとても簡単なので、とにかく焦らないことが肝心です。
以上が、デンソー期間工の最終選考の内容です。
そして上記のステップをクリアすれば、即日入社という流れになります。
ここまで面接〜最終選考の内容を見てきましたが、合否の分かれ道となるのが以下3つのポイントです。
当日は落ち着いて対応できるよう、上記を参考にしながら対策を進めましょう。
とはいえ、面接や採用試験にはどうしても不安が付きまとうものです。
採用を確実に決めたい方は、無料採用サポートをぜひ活用しましょう。
面接の事前準備
それでは最後に、面接の事前準備も確認しておきます。
履歴書はどう書く?
会社としては、面接という短い時間で応募者の人となりを判断しなければいけません。
ですから当然ながら、「履歴書」もその判断材料になります。
しかし慣れていないと、履歴書の書き方は戸惑うものです。
履歴書のまとめ方に不安がある場合は、期間工の履歴書マニュアルを参考にしてください。
合格するための服装
面接時の「服装」も無視はできません。
確実に好印象を与えられるのは、やはりスーツです。
デンソーは倍率が高いですが、清潔感のあるスーツなら、あなたへの印象もグッと良くなるでしょう。
ただ、スーツが用意できない場合は、なるべく小ぎれいな「私服」でも問題ありません。
どういう服を着ればいいのかが分からない方は、面接時の服装に関する記事を参考にしてください。
必要な持ち物
なお、面接当日に必要なものは、以下の3点です。
- 履歴書
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 筆記用具
以上が、面接前の主な準備です。
デンソー期間工は待遇が非常に恵まれているので、しっかり準備して当日に備えましょう!
まとめ
デンソー期間工の仕事は、人気がある分、高倍率になってしまうのは仕方がありません。
とはいえ、上記の対策をひとつずつ確実にやっておけば、勝ち目は十分にあるはずです!
ポイントとしては、以下の4つを押さえておきましょう。
- 面接の質問対策
- 履歴書の内容
- 健康管理
- ピンボード検査のイメトレ
ただ、何から何まで全て自力で準備するのは不安だと思います。
ですから、応募の際は無料採用支援サービスをぜひ利用してみてください。
それでは、あなたがデンソーに無事合格するよう応援しています!