期間工は採用率が非常に高いと言われていますが、実際に選考会では何をやるのか、当日のことを考えるとやっぱり不安になりますよね。
期間工の選考会の主な内容は、以下のとおりです。
- 簡単な筆記試験
- 適性検査
- 面接
このページでは、期間工の選考会の流れや内容について説明します。
何をやるのかを予め知っておけば、当日の緊張も少しは和らぐと思います。
期間工の面接内容と当日の流れ
それでは早速、選考会の内容と当日の流れについて見ていきましょう。
選考会の流れは、以下のとおりです。
※選考会の内容は会社によって異なります。
1.面接会場に行く
以前は「メーカーの工場」で選考会が行われることが多かったですが、最近では主要都市の会場で開催するケースも増えています。
当日は絶対に遅刻しないよう、余裕をもって選考会場へ向かいましょう。
なお、基本的に、面接会場までの交通費は実費負担になります。
2.企業概要、仕事内容、待遇などの説明
選考会はまず、説明会からスタートします。
説明会の内容は、以下のとおりです。
- 企業概要
- 期間工の仕事内容
- 期間工の待遇
眠たくなる内容かもしれませんが、これから工場で働く方にとっては大事は話なのでしっかり聞いておきましょう。
3.筆記試験
続いて、メーカーによっては筆記試験を行います。
筆記試験の内容は、以下のとおりです。
- 簡単な計算
- 漢字テスト
- 間違い探し
問題としては、四則演算(
)や小中学生レベルの漢字の読み書きです。はっきり言って、とても簡単です。
学力を測るというより、実質、不採用の口実として機能するテストなので、点数が多少悪くても面接が良ければ大丈夫です。
4.適性検査
次に、ライン作業を問題なく行えるかを確認するため、適性検査をおこないます。
簡単な体力測定のようなものです。
適性検査の内容は、以下のとおりです。
- 握力測定
- 片足立ち
- 反復横跳び
- 背筋力測定
- 空気椅子
- 手先の器用さを見る簡単な作業
- 慎重、体重測定
ごく一般レベルの運動能力があれば問題ないですが、手先が思うように動かせなかったり、ひどい腰痛も持っていたりする場合は引っかかる可能性があります。
とはいっても単純作業を繰り返すだけの仕事なので、ふだん問題なく生活できる身体であれば余裕でクリアできるはずです。
5.面接
一番重要なのは、面接です。
「集団面接」と「個人面接」のどちらかの形式で行われます。
面接で聞かれる内容は、以下のとおりです。
- 志望動機
- どれくらいの期間を働く予定か
- 工場仕事の経験の有無
- 体力に自信はあるか
- 前職の退職理由
聞かれるのはごく基本的なことなので、サラッと無難に答えられるように準備しておきましょう。
期間工においては圧迫面接のようなことはないので、心配しすぎる必要はありません。
ただ、何も対策をしないのは緊張するので、派遣会社のサポートを受けながら応募することをおすすめします。
以上が、期間工の選考会の流れです。
もう一度、確認しておきましょう。
会社によって選考会で実施される内容は異なりますが、仮にすべて行う場合は2時間くらいかかるでしょう。
会社によっては面接だけのところもあるので、その場合は1時間くらいで終わります。
面接に必要な持ち物
なお、選考会に必要なものは「履歴書」と「筆記用具」だけです。
履歴書の書き方が分かれなければ、以下の記事を参考にしてください。
必要な情報は学歴と職歴だけなので、詳しい職務経歴書はとくに要りません。
履歴書が折れ曲がったり破れたりしてしまっては印象が悪くなるので、当日はクリアファイルなどに必ず入れて持っていきましょう。
また、当日は筆記用具も忘れないようにしてください。
シャーペン(鉛筆)やボールペン、替芯や消しゴムがあればOKです。
ちなみに、当日のカバンは何でも構いません。
トートバッグやリュックなど、とにかく履歴書が折れ曲がらずに入るカバンであれば大丈夫です。
重要なのは、当日の服装です。
やはりスーツが理想ですが、ない場合は私服でもとくに問題ありません。
面接当日の服装に不安がある方は、以下の記事を参考にするか、派遣会社のほうから指導を受けてください。
合否通知は約1週間後
期間工の場合、面接の合否通知は3日〜1週間後になります。
通知方法には、以下のようなものがあります。
- メールで合否結果が知らされる
- 合否通知が郵便で届く
- 派遣会社から合否の連絡が入る
- 選考会当日に発表される
もし1週間が経っても合否通知の連絡が来ないようなら、メーカーに直接連絡するか、サポートを受けた派遣会社へ連絡してみてください。
応募してから合否通知までには時間が空きます。
万が一、不採用になった場合のことを考えて、念のため、その間も就職活動は継続して進めることをおすすめします。
まとめ
今回は、期間工の選考会当日の流れについて見てきました。
そもそも期間工は採用率が非常に高い仕事なので、最低限の準備をしておけば問題なく採用されるはずです。
ただ、もちろん中には不採用になってしまう人もいるので、不安な方は派遣会社にサポートしてもらいながら応募することをおすすめします。
おすすめの派遣会社(紹介会社)は、『アウトソーシング』です。
内定者実績も豊富ですし、求人掲載数も一番多いので、応募の際はぜひサービスを活用してください。
ちなみに、応募するメーカーはもう決まっているでしょうか?
実は、期間工の給料はメーカーによってかなりの差があります。
せっかく期間工で働くのであれば、少しでも多く稼げる会社へ応募することをおすすめします。