日産横浜 期間工の給料・年収を徹底調査！各種手当の支給条件も解説

住みたい街ランキングでも上位に君臨する「横浜」ですが、現在、日産期間工において「横浜工場」で募集がかかっています。
そのため、応募を検討中の方もいるかと思います。

ただ、勤務地としては魅力的ですが、実際の待遇はどうなんでしょうか？

日産横浜期間工の総支給を計算したところ、以下のような結果になりました。

日産横浜は高額な祝い金が支給されるため、1年目においては結構稼げます。

ちなみに、横浜工場は非常にキレイな1Kタイプの独身寮なので、住環境としてはトップクラスです。

 日産横浜期間工の募集要項を詳しく見る

というわけでこのページでは、日産横浜工場の期間工における待遇について詳しく見ていきましょう。

横浜工場は立地が魅力的

まずは、日産「横浜工場」の場所を確認しておきます。

横浜工場は、横浜駅から電車で15分くらいのところにあります。

場所としては、かなり都会です。

ショッピングや食べ歩きといった観光も楽しめるので、ちょっと足を伸ばせば休日も充実することでしょう。

横浜は「関東の住みたい街ランキング」で第1位になるほど人気があります。

期間工は寮と工場の往復というイメージもありますが、横浜のような住みやすくてリフレッシュもできる場所は勤務地としても理想的かもしれませんね。

日産横浜の仕事内容

次に、日産「横浜工場」の仕事内容を簡単に紹介します。

創立当時、横浜工場では、日産車の部品製造から車体組み立てまでを一貫して行っていました。
横浜工場は、日本で初めての「自動車量産工場」だったんです。

ただ、現在では生産の効率化が進み、横浜工場ではGT-Rの専用エンジンや電動パワートレイン（e-Power）、サスペンションなどの重要部品を生産しています。

つまり、横浜工場は「日産の部品工場」になります。
したがって、車両本体を完成させる追浜・栃木工場に比べると、横浜工場は体力的な負担は少なめです。

もちろん「楽して稼げる」とは言いませんが、工場が初めての方にとって横浜工場は非常に良い環境だと思います。

日産横浜期間工の給料条件

横浜工場の概要をサクッと紹介したところで、ここからは肝心な「給料」について詳しく見ていきましょう。

期間工の給料は、基本的に以下の手当で構成されています。

各社とも諸々の条件は異なりますが、結局のところ、稼げるかどうかは全て合算した「総支給額」で判断する必要があります。

では、日産横浜の各種条件をチェックしていきましょう。

基本給と月収の目安

日産横浜期間工の基本給は、以下のとおりです。

基本給	月収目安
時給1,200円 （日給換算9,600円）	27.5万円

基本給は決して高くはありませんが、一般的な労働時間で月収27.5万円ですから、期間工の平均くらいの金額になります。

割増賃金は以下のとおりです。

時間外（残業）	30％増
休日出勤	40％増
深夜	30％増

月によっては残業時間が増えたり休日出勤になったりすることもあるため、その場合は月収30万円を超えることもあります。

入社祝い金

高額な入社祝い金が貰えるのも期間工で働くメリットの一つですが、日産横浜の場合はなんと総額50万円にもなります！

ただし、数ヶ月に渡って分割支給になるので、その点は気をつけましょう。

支給時期	支給額
2ヶ月後	15万円
5ヶ月後	15万円
8ヶ月後	20万円
総額	50万円

このとおり、入社祝い金を全額もらうには8ヶ月以上働く必要があります。

満了慰労金

続いて、給料の大きなウェイトを占める「満了慰労金」の条件を見ていきます。

就労期間	支給額	累計
1ヶ月	3万円	3万円
4ヶ月	9万円	12万円
7ヶ月	9万円	21万円
10ヶ月	9万円	30万円
13ヶ月	9万円	39万円
16ヶ月	9万円	48万円
19ヶ月	9万円	57万円
21ヶ月	9万円	66万円
24ヶ月	9万円	75万円
27ヶ月	9万円	84万円
30ヶ月	9万円	93万円
34ヶ月	9万円	102万円

日産横浜の場合は、初回契約1ヶ月で3万円が支給されます。
それ以降は、3ヶ月ごとに9万円が加算され、2年11ヶ月をフル満了すると総額は102万円になります。

この手当は契約を満了することが条件です。
したがって、契約途中で辞めると支給されないので、注意しましょう。

その他の各種手当

日産横浜は、その他にもいくつか手当があります。

このとおり、手当の種類は多いですが、いずれも支給回数が1回または2回のみです。
そのため、総額も大した影響はなく、長期では稼ぎにくい条件といえます。

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以上が、日産横浜期間工のすべての手当です。
それでは、ここまでのポイントをまとめます。

日産横浜の年収と短期総支給を計算

ここまでは日産横浜の給料条件を詳しく見てきましたが、冒頭でもお伝えしたように肝心なのは「総支給額」です。

というわけで、上記すべての手当を合計した「総支給額」を就労期間ごとに見てみましょう。

就労期間	総支給
3ヶ月	111万円
6ヶ月	223万円
12ヶ月	426万円
2年目	375万円
3年目 （11ヶ月）	330万円
合計	1,131万円
平均年収	388万円

日産横浜の期間工の給料は、このような結果になりました。

1年目は高額祝い金が支給されるため、年収でも426万円とそこそこ良い金額です。
しかし、2年目以降も継続して支給されるのは満了慰労金だけなので、2,3年目の年収は決して高いとは言えません。

なので給料を最優先したい方は、日産横浜で1年だけ働くか、もしくは他のもっと稼げるメーカーへ応募しましょう。

ただ、横浜という場所は魅力的です。
勤務地の都合がいい方は、募集要項を詳しく見て検討してみてください。

 日産横浜の募集要項を詳しく見る

手取りと貯金額

ここで、上記の総支給額をもとに「手取り」と「入寮した場合の貯金額」を想定してみます。

給与から天引きされる控除額の見込みは、以下のとおりです。

さらに、入寮した場合の月々の生活費を以下の金額で想定します。

この条件のもと、手取りと貯金額を計算してみましょう。

勤務期間	手取り給与	貯金目安 （入寮の場合）
6ヶ月	184万円	154万円
1年目	348万円	288万円
2年目	297万円	237万円
3年目 （11ヶ月）	259万円	199万円
合計	904万円	724万円

1年目の年収はそこそこ高いため、手取りや貯金額も期待できます。
しかしやはり、2,3年目に関しては決して高額とは言えません。

したがって、日産横浜の期間工で働くのであれば、1年を目処にするか、もしくは正社員になるつもりで入社することをおすすめします。

寮情報

続いて、日産横浜の寮についても簡単に触れておきます。

日産横浜工場に赴任した場合は、1Kタイプの非常にきれいな独身寮になります。

トイレ風呂も備え付けの部屋なので、ほとんど一人暮らしのような生活と言っていいでしょう。
非常にキレイな物件なので、普通に住めば家賃5万円くらいはかかりそうです。

ただ、寮内には食堂がありません。
そのため、夕食は工場の食堂で済ませるか、もしくはスーパーなどで調達するか自炊することになります。

集合寮のように食堂がないのはデメリットですが、その反面、キレイな一人部屋（1K）でプラベートが確保できるのは大きなメリットです。

まとめ

今回は、日産「横浜工場」期間工の給料や、その他の待遇をチェックしてきました。

給料に関しては、1年目は良しとしても、2,3年目はそこまで稼げません。

ただ「横浜」という場所は勤務地としても非常に魅力的ですし、1Kのキレイな独身寮も大きなメリットです。

また、正社員登用においては2017年〜2023年に1,138名の実績があるため、キャリアアップをめざして働くのもありだと思います。

• 期間工の給料
• 寮の快適さ
• 正社員への期待値

これらを天秤にかけてみて、日産横浜に応募するか検討してみてください。

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なお、短期で稼ぐのが目的の場合は、以下で紹介するオススメ求人を参考にしましょう。