期間工から正社員になりやすい会社8選!登用率と将来性を重視して厳選

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「期間工からの正社員登用率はどのくらい?」
「期間工から正社員になりやすい会社で働きたい!」

期間工の待遇は非常に魅力的ですが、その反面、正規雇用ではないのがどうしてもネックになります。
そのため、期間工から正社員を目指したい方もいるはずです。

どの会社も正社員登用制度があり、実際に多くの人がキャリアアップしているため、もちろんあなたにもチャンスはあります!

ただ、正社員登用を積極的に行っていない会社もあるんです。

なので正社員を目指すのであれば、正社員になりやすい会社に入社することが肝心です。

そこで今回は、期間工から正社員になりやすく、なおかつ期間工の待遇が良い8社を紹介します。
正社員になることを見据えて期間工で働きたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

正社員登用率が高い会社を選ぶことが重要

期間工の求人情報では「正社員の登用実績」を公開しているメーカーも何社かあるため、大手正規雇用への期待も膨らみますよね。

実際に僕も、働き始めて3ヶ月で正社員へのお誘いがありました。

ただ前述したように、登用制度自体はあっても、積極的に採用していない会社もあります。
その会社で期間工として一生懸命働いても取り越し苦労になってしまう可能性があるため、キャリアアップを安易に期待しすぎるのは危険です。

期間工から正社員になりたい方は、まずは「正社員登用されやすいメーカー」で期間工として入社することが重要になってきます。

正社員登用率が高い8社を比較

というわけで、期間工から正社員になりやすいメーカーを紹介しましょう!
それが以下の8社です。

正社員登用されやすい会社8選
  1. トヨタ(愛知)
  2. アイシン(愛知)
  3. スバル(群馬)
  4. デンソー(愛知、三重、静岡)
  5. 青山製作所(岐阜)
  6. 大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫)
  7. マツダ(広島、山口)
  8. ブリジストン(栃木)

この8社をおすすめする理由は、言うまでもなく、正社員登用実績が多いからです。
なおかつ、「企業としての将来性」や「期間工の待遇の良さ」も申し分ありません。

それでは、この8社について詳しく見ていきましょう。

正社員登用実績

まずは、肝心な「正社員登用実績」を確認しましょう。

会社正社員登用実績
トヨタ1,565名(2017〜2023年)
アイシン750名(2018年)
2024年度 採用枠2倍に拡大
スバル2,515名(2025年2月時点)
デンソー2017〜2021年(5年)1,300名
青山製作所入社半年〜1年の登用率90%
大阪チタニウムテクノロジーズ250名以上
登用率90%(在籍1〜2年の希望者)
マツダ2022年度:登用率68%
過去5年間:641名
ブリジストン登用率94%(在籍3年以上の場合)

正社員登用実績を公表している会社の中では、この8社の実績がダントツです。

公表されている登用実績の期間は会社ごとに異なるので一概には比較できませんが、上記8社はいずれも正社員採用に積極的なのは間違いありません。

正社員登用試験の回数

なお、期間工から正社員になれる確率は15~20%と言われているため、5~6人のうち1人が採用される計算です。

採用率が低いように感じるかもしれませんが、実は登用試験のチャンスは1回だけではありません。
登用試験の回数を比べてみましょう。

会社登用試験回数
トヨタ年4回
アイシン年2回
スバル年2回
デンソー年2回
青山製作所年2回
大阪チタニウムテクノロジーズ年2回
マツダ年2回
ブリヂストン年2回

登用試験は何回もあるので、諦めずにチャレンジすれば正社員になれる確率はアップします!

まずは正社員になりやすい会社へ入ることが先決ですが、登用試験に何度かチャレンジすることも重要になってきます。

期間工の待遇

正社員になることが目標ですが、期間工の待遇も無視はできないですよね。

それでは、上記8社の「期間工1年目の給料」を比較してみましょう。

会社1年目の年収
トヨタ507万円
アイシン514万円
スバル458万円
デンソー475万円
青山製作所410万円
大阪チタニウムテクノロジーズ485万円
マツダ414万円
ブリヂストン401万円

トヨタとアイシンの年収はズバ抜けていますが、年収450万円以上稼げれば申し分ないです。

ただ、マツダ、青山製作所、ブリヂストンの給与は決して高いとはいえません。

企業としての将来性

正社員を目指すうえで、その会社の将来性も無視できないポイントになります。

トヨタの将来性

日本企業の中では、トヨタの将来性は抜群です。
もちろん工場勤務でも、正社員であれば昇給も見込めます。
ですから、将来的にも安心して働けますし、年収も年々アップするのは間違いありません。

アイシンの将来性

アイシンは部品系メーカーになるため、ボディ系メーカーに比べると正社員の待遇はやや劣ります。
しかし、トヨタを支える大手メーカーですから、将来性はバッチリです。
もちろん昇給制度もあるので、先々の年収はアップしていくでしょう。

スバルの将来性

スバルにおいては、正社員でも高待遇なのは評価できます。
もちろん、日本を代表する自動車メーカーなので、将来性もある程度は期待できます。

デンソーの将来性

デンソーは、自動車業界の電動化や自動運転技術の進展に伴い、モビリティ領域での革新を牽引する存在です。
特に、電動車用パワートレインやADAS(先進運転支援システム)などの技術は高い競争力を持っています。

また、再生可能エネルギーやスマートホーム製品への進出など、多角的な事業展開も将来性を強化しています。
持続可能性を重視したイノベーションを通じて、グローバル市場での成長が期待されます。

青山製作所の将来性

青山製作所は、自動車用ファスナーにおいて国内シェアNo.1の会社です。
あまり聞いたことがないかもしませんが、車の内外装に使われるネジやナットなどの専門メーカーで、トヨタ車全車種に青山製作所の部品が使用されています。
国内シェアNo.1というだけで将来性は十分ですが、自動車業界の大変革期でも必ず使用される部品なので、今後も成長が期待される会社です。

大阪チタニウムテクノロジーズの将来性

長年にわたり培ってきた技術力で、チタン加工のトップメーカーとして確固たる地位を築いています。
高い品質と信頼性を誇る「OTT」ブランドは、航空機、医療機器、化学プラントなど、厳しい要求が求められる分野で採用されています。

豊富な経験とノウハウに基づき、顧客のニーズに最適なソリューションを提供し、社会の発展に貢献し続けています。
競争が激化する市場においても、世界トップレベルの技術力と豊富な経験を活かし、中長期的な成長を目指します。

マツダの将来性

マツダも斬新なデザインを武器に、今後の躍進が期待できるメーカーのひとつです。
そのため、正社員としてがんばって働けば、将来への展望も明るいです。
トヨタほどではありませんが、安心して将来設計を立てられる企業だと思います。

ブリヂストンの将来性

ブリヂストンは、世界トップクラスの技術力とブランド力を誇るタイヤメーカーであり、長年にわたり培ってきたノウハウと実績は大きな強みです。

EV市場の拡大への対応、サステナビリティへの取り組み、デジタル技術の活用、経営体制の強化など、将来に向けた積極的な投資と取り組みを進めており、持続的な成長を実現していくことが期待されます。

これらのポジティブな要素から、ブリヂストンの将来性は非常に明るいと言えるでしょう。

このとおり、どの会社も「大手」という点で安心感は十分ですが、それに加えて世界シェアの大きい会社は将来性もバッチリです。

期間工から正社員になりやすい8社

ここまで、期間工から正社員になりやすい8社の「登用実績」「期間工の待遇」「将来性」をチェックしてきました。
それぞれのポイントにおいて優劣はありますが、いずれも正社員へのキャリアアップは期待できる会社です。

それでは、上記の比較結果をもとに、候補8社を総合評価順で紹介してきましょう!

正社員登用されやすい会社8選
  1. トヨタ(愛知)
  2. アイシン(愛知)
  3. スバル(群馬)
  4. デンソー(愛知、三重、静岡)
  5. 青山製作所(岐阜)
  6. 大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫)
  7. マツダ(広島、山口)
  8. ブリジストン(栃木)

トヨタ(TOYOTA)

トヨタは正社員登用、待遇、将来性どれを取っても文句なし!

正社員登用実績2017〜2023年
1,565名
★★★★★
1年目の総支給額507万円
★★★★★
満了慰労金・報奨金総額306万円
★★★★★
入社祝い金40万円
★★★★★
将来性★★★★★
総合評価★★★★★
勤務地愛知県

登用実績を見てもわかるように、トヨタは期間工から正社員登用を積極的に行っています。
「期間工でがんばって正社員を目指したい!」という強い意欲がある方は、ぜひ「トヨタ」を候補に入れておいてください。

さらに、トヨタは期間工としての待遇や将来性もバッチリです。
短期でも長期でも非常に稼ぎやすいので、トータル的に見ても、やはり「世界のトヨタ」と言われるだけはあります。

なお、2年11ヶ月を満了した時点でトヨタの正社員になれなかった場合でも、正社員を前提とした就職先を紹介してもらえる「再就職支援制度」もあります。

トヨタ期間工の募集要項を詳しく見る

アイシン(AISIN)

アイシンは正社員登用率が最も高い!基本給の高さも魅力的

正社員登用実績2018年
750名
★★★★★
1年目の総支給額514万円
★★★★★
満了慰労金・報奨金総額115万円
★★★☆☆
入社祝い金100万円
★★★★★
将来性★★★★★
総合評価★★★★
勤務地愛知県

アイシンにおいても、期間工の待遇、将来性は文句ナシです。

とくに評価できるのは、正社員の登用実績です。
他社とは群を抜いた正社員登用の実績があり、また将来的にも採用枠が増えていくことが予想されます。
※2024年度、正社員採用枠が2倍に拡大!

ですから、「確実に正社員になりたい」という方にはアイシンをおすすめします。

アイシン期間工の募集要項を詳しく見る
※入社祝い金100万円(期間限定)

スバル(SUBARU)

関東で人気の求人。正社員も積極採用中!

正社員登用実績2025年2月時点
2,515名
★★★★★
1年目の総支給額458万円
★★★★
満了慰労金・報奨金総額122万円
★★★☆☆
入社祝い金40万円
★★★★★
将来性★★★★
総合評価★★★★
勤務地群馬県

正社員の登用実績、期間工の待遇のどちらも高く評価できるのは間違いありません。
また、正社員試験が年4回あるのも、スバルが積極的に登用している証です。

上記2社は愛知県の求人なので、関東圏で期間工から正社員をめざしたい方はスバルをおすすめします。

スバル期間工の募集要項を詳しく見る

デンソー(DENSO)

抜群の働きやすさで定着率90%!総支給はトヨタより稼げる

正社員登用実績1,300名
(2017〜2021年)
★★★★★
1年目の総支給額475万円
★★★★★
満了慰労金・報奨金最大351万円
★★★★★
入社祝い金
☆☆☆☆☆
将来性★★★★★
総合評価★★★★★
勤務地愛知県、三重県、静岡県

トヨタグループでも中核企業である『デンソー』は、他の自動車メーカーにも部品を広く提供するグローバルサプライヤーで、業界での売上高は世界でもトップ3に入る規模です。

そんなデンソーですから、長期的かつ安定的に工場を稼働させるために「正社員登用」にも積極的。
働きやすさバツグンの超優良企業で、将来的なキャリア形成を図るのはとても賢明な選択だと思います。

そして、その登竜門が「期間工」です。
デンソー期間工は3年間の平均年収が想定518万円にも及ぶため、腰を据えて正社員登用にじっくりチャレンジしたい方におすすめします。

デンソーの募集要項を詳しく見る

青山製作所(Aoyama Seisakusho)

国内シェアNo.1の会社!正社員になれる可能性は一番高い!

正社員登用実績入社半年〜1年後の登用率90%
★★★★★
1年目の総支給額410万円
★★★☆☆
満了慰労金10万円/年
★★☆☆☆
入社祝い金40万円
★★★★★
将来性★★★★★
総合評価★★★★
勤務地岐阜県

トヨタなどに比べると期間工の待遇は少し劣りますが、それでも入社祝い金40万円は非常に魅力的です。

そして何といっても、青山製作所の場合は「正社員登用率の高さ」が最大のメリットになります。
期間工で入社して半年から1年後にキャリアアップできる確率はなんと90%と、ほぼ正社員になれるといっても過言ではありません。

期間工を3年間頑張ったのに、正社員になれなかった…。
このように努力が無駄になるリスクを考えると、早期キャリアアップが実現する『青山製作所』は将来安定を望む方にとって有力候補になるはずです。

青山製作所の募集要項を詳しく見る

大阪チタニウムテクノロジーズ(OTC)

正社員登用は超高確率!期間工の待遇も優秀

正社員登用実績250名以上
登用率90%(在籍1〜2年の希望者)
★★★★★
1年目の総支給額485万円
★★★★★
入社祝い金30万円
★★★★
将来性★★★★
総合評価★★★★
勤務地兵庫県

「大阪チタニウムテクノロジーズ」はチタンとシリコン素材加工の世界トップメーカーで、航空機向け高品質チタンで世界シェア約30%を誇る会社です。
また、医療機器、自動車など幅広い分野においても事業展開しています。

大阪チタニウムテクノロジーズは期間工の基本給がトップクラスで、それに加えて入社祝い金も高額です。

正社員登用については、期間工在籍1〜2年の希望者の90%がキャリアアップを果たしています。
将来性良し、期間工の待遇良し、正社員登用良しという条件なので、安定した仕事を探している方はぜひエントリーを検討してみましょう。

大阪チタニウムテクノロジーズの募集要項を詳しく見る

マツダ(MAZDA)

人気の自動車メーカー!若手社員を積極採用中

正社員登用実績2022年度:登用率68%
過去5年間:641名
★★★★
1年目の総支給額419万円
★★★☆☆
満了慰労金・報奨金総額88万円
★★★☆☆
入社祝い金20万円
★★★☆☆
将来性★★★★
総合評価★★★☆☆
勤務地広島県、山口県

上記3社に比べて期間工の待遇はやや物足りないですが、それでも期間中の給与はかなり高いほうです。

もちろん、正社員登用にも積極的なので、勤務地などの都合が良ければぜひ応募を検討してみましょう。

マツダ期間工の募集要項を詳しく見る

ブリジストン(BRIDGESTONE)

期間工で3年以上経験を積めば、正社員はほぼ確実!

正社員登用実績登用率94%
(在籍3年以上の場合)
★★★★★
1年目の総支給額401万円
★★★☆☆
入社祝い金5万円
★★☆☆☆
将来性★★★★★
総合評価★★★★
勤務地栃木県

世界No.1タイヤメーカーの「ブリヂストン」。
言わずと知れた会社ですから、将来性においては心配ないでしょう。

そして、期間工在籍3年以上の場合、正社員登用率はなんと驚異の94%!
その間に技術をしっかり身に付ければ、世界No.1企業の正社員もほぼ確実と言っていいでしょう。

ブリヂストン期間工の募集要項を詳しく見る

まとめ

期間工は未経験でも高待遇を受けられる、素晴らしい仕事です。
真面目に勤め上げれば、正社員への道も拓けるでしょう。

でもまずは、正社員になりやすいメーカーに期間工として入社するのが絶対条件です。

正社員登用にあまり積極的ではないメーカーに入社してしまうと、どれだけ頑張っても満了退職するのがオチです。
ですから、正社員へのチャンスを掴みたい方は、今回紹介した8社をぜひ検討してみてください。

正社員登用されやすい会社8選
  1. トヨタ(愛知)
  2. アイシン(愛知)
  3. スバル(群馬)
  4. デンソー(愛知、三重、静岡)
  5. 青山製作所(岐阜)
  6. 大阪チタニウムテクノロジーズ(兵庫)
  7. マツダ(広島、山口)
  8. ブリジストン(栃木)

ちなみに、これらの会社は期間工の待遇においても非常に優秀です。
たとえ正社員になれなくても在籍中は十分に稼げるため、その点も安心材料になるかと思います。

期間工を募集する大手企業は40社以上。
しかし、同じ期間工という立場でも、各社の給料には数十万〜数百万円もの差があります。

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